(期待とニュース…とにゅーす…とにゅ…とぅにょ…とうにょう…糖尿病薬)
軽度および中等度の肝機能障害患者への投与については注意喚起していません。
なお、肝機能障害患者への投与について用量調節の設定はありません。
重度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者への投与について注意喚起しています。
重度の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない。 9.5 妊婦
重度の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の血糖降下作用が期待できないため、投与しないでください。
腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察し、糖尿病の血糖コントロール改善を目的として使用している患者においては、継続的にeGFRが45mL/min/1.73m2未満に低下した場合は投与の中止を検討してください。
中等度の腎機能障害患者への投与について注意喚起しています。
腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察し、糖尿病の血糖コントロール改善を目的として使用している患者においては、継続的にeGFRが45mL/min/1.73m2未満に低下した場合は投与の中止を検討してください。
異常、とくに脂肪肝を有する方に対する肝機能の改善効果や治療成績に与える要因や肝機
軽度および中等度の肝機能障害患者への投与については注意喚起していません。
フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
なお、肝機能障害患者への投与について用量調節の設定はありません。
[PDF] フォシーガ錠 5 mg、同錠 10 mg に関する資料
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子細胞代謝学分野・九州大学大学院医学研究院病態制御内科学分野の小川佳宏教授、東京医科歯科大学医学部附属病院の土屋恭一郎助教(現・山梨厚生病院)、同大学大学院医歯学総合研究科分子内分泌代謝内科の柴久美子大学院生らの研究グループは、九州大学、名古屋大学、田辺三菱製薬との共同研究により、2型糖尿病の治療薬として既に臨床応用されているSGLT2阻害薬カナグリフロジンの経口投与が、脂肪肝からNASHを経てNASH肝癌の発症を遅延・抑制することをマウスにおいて初めて見出しました(図1)。本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST)「生体恒常性維持・変容・破綻機構のネットワーク的理解に基づく最適医療実現のための技術創出」研究開発領域における研究開発課題「細胞間相互作用と臓器代謝ネットワークの破綻による組織線維化の制御機構の解明と医学応用」(研究開発代表者:小川佳宏)の一環で行われました。本研究成果は、国際科学誌Scientific Reports(サイエンティフィック リポーツ)に、2018年2月5日午前10時(英国時間)にオンライン版で発表されます。
フォシーガ錠を処方するときに、上表を用いて問診を行ってください。
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:non-alcoholic fatty liver disease)はメタボリックシンドロームの肝臓での表現型と考えられており、進行すると非アルコール性脂肪肝炎(NASH:nonalcoholic steatohepatitis)を経て肝硬変や肝細胞癌(NASH肝癌)に至ります。しかしながら、NAFLDの発症・進展予防には、減量以外に確立された治療法がないことが大きな問題となっています。
機能障害が悪化するおそれがあることから、投与の必要性を慎重に判断すること ..
SGLT2阻害薬カナグリフロジンは2型糖尿病に対する治療薬として、既に臨床現場において使用されています。研究グループは既に、SGLT2阻害薬が肥満マウスの脂肪組織重量の増加を伴って脂肪肝を抑制することを報告していました。しかしながら、NASHおよびNASH肝癌に対する効果は不明でした。今回、研究グループが独自に開発したNASHモデルマウスを用いて、SGLT2阻害薬カナグリフロジンのNASHおよびNASH肝癌に対する予防効果を検討しました。
2型糖尿病合併非アルコール性脂肪肝疾患におけるダパグリフロジン(商品名:フォシーガ)の肝脂肪蓄積量と腸内細菌叢への影響の詳細情報です。
研究グループは、NASHモデルマウスにカナグリフロジンを経口的に投与することにより、脂肪肝、NASH、およびNASH肝癌の発症を遅延・抑制することを見出しました(図2)。さらに、カナグリフロジンはNASHモデルマウスの脂肪組織におけるグルタチオン代謝を還元型グルタチオン優位に変化させ、脂肪組織のエネルギー蓄積能を増加させることを明らかにしました。
[PDF] 糖尿病合併・非アルコール性脂肪性肝疾患に対するピオ
本研究により、既存の糖尿病治療薬が、NASHモデルマウスの脂肪肝からNASHを経たNASH肝癌の発症を遅延・予防することが明らかになりました。更に、腎臓からのグルコースの尿中排出の結果、脂肪組織のエネルギー蓄積能を増加させて肝臓の脂肪蓄積を抑制するものと考えられ、臓器代謝ネットワークを介した新たなエネルギー代謝制御機構が示唆されました。本研究により、脂肪肝、NASH、およびNASH肝癌の発症遅延・予防法の開発が期待されます。
導体(ピオグリタゾン)がNAFLD/NASHの肝機能改善効果、肝線維化改善効果を ..
ジャディアンス、フォシーガ、デベルザ、ルセフイ、カナグル、スーグラ、はSGLT-2阻害薬という種類の薬です。尿に糖分を排泄して血糖を下げる薬です。ジャディアンス、フォシガ、カナグルで腎臓、心臓の保護作用があることが発表されています。同系統の薬も同じ効果があることが推測されます。脂肪肝への効果も期待されています。このような理由から処方する先生が増えているようです。
本研究では、 糖尿病合併NAFLDに苅レてSGLT2阻害剤(スーグラ・ルセフィ ・ ジャデ
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)は、ナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)2を選択的に阻害する薬剤です。
SGLT2とは、腎臓の近位尿細管におけるグルコース(糖)の再吸収で重要な役割を担う輸送体です。フォシーガは、SGLT2を競合的かつ可逆的に阻害してグルコースの再吸収を抑制し、尿中グルコース排泄を促すことにより、血糖コントロールを改善します。
また、体液量の補正や血圧低下、血行動態の改善などさまざまな作用により、慢性心不全や慢性腎臓病を改善する効果も期待できます。
なお、「フォシーガ(forxiga)」という名称は、患者さまのため・患者さまの家族のため・医師のためを表す「for」と、inhibit glucose absorption(糖の吸収を阻害する)の頭文字の「iga」を掛け合わせる(x)ことで、既存の血糖降下薬にはない新たな作用であることを表現しているそうです。
SGLT-2阻害薬には、ダパグリフロジン(フォシーガ®)、イプラグリフロジン ..
脂肪肝、脂肪肝炎に対して承認されている治療薬は現在まだありませんが、
糖尿病を合併している方に糖尿病治療薬を投与すると、
脂肪肝や脂肪肝炎が改善することが以前から知られています。
インシュリン抵抗性を改善するピオグリタゾンが有名ですが、
体重増加や他の癌のリスクなどの問題があります。
最近の糖尿病治療薬のSGLT2阻害剤やGLP-1アナログ薬が現在話題になっており、
SGLT2阻害薬は・・・
脂肪肝の肝機能障害を(一部の例では肝線維化なども)改善し、
効果がある程度持続するとの報告があります。
GLP-1アナログ剤は・・・
体重減少作用、脂肪肝改善作用があり、
現在脂肪肝炎を対象にした治験が行われています。
糖尿病治療薬は、糖尿病に対してのみでなく、
脂肪肝、脂肪肝炎の治療薬になる可能性があるのではないかと注目されています。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
糖尿病治療薬のSGLT2阻害薬は脂肪肝に対して一部効果が出ているという報告あり
GLP-1アナログ薬は脂肪肝炎を対象に治験も行われている
糖尿病に対してのみでなく、脂肪肝、脂肪肝炎の治療薬になる可能性に注目されている
フォシーガ錠10mg(アストラゼネカ株式会社)の基本情報・副作用
重度の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していません。