ここからは、シアリスに関してよくある疑問にお答えしていきます。
シアリスの大きな特徴は、作用時間の長さにあります。
服用してから24~36時間と非常に長く効果が持続します。
バイアグラの作用時間は3~6時間程度、レビトラの作用時間は5~8時間程度なので、シアリスの作用時間がいかに長いかがお分かりいただけるでしょう。
シアリスには10mg、20mgの2つの種類があり、いずれも1日1回、1錠ずつ服用します。
1度服用したら、次の服用までは24時間以上間隔を空けなければなりません。
通常、成人の場合はシアリス10mg錠を1日1回、性行為の約1時間前に服用します。
10mgで十分な効果が得られない場合は、20mgに増量することが認められています。
ただし、軽度・中程度の肝障害がある場合、処方できるのはシアリス10mgに限られます。
ED治療薬はインターネット通販でも購入できますが、個人輸入はおすすめできません。
海外の通販サイトで販売されているシアリスは、不正規のルートで入手された偽造薬が多いからです。
偽造薬は厚生労働省による承認も受けておらず、重篤な健康被害を及ぼす可能性もあります。
平成23年には、間質性肺炎で死亡した患者が模造品のシアリスを保有していたケースも発生しています。死亡との因果関係は不明ですが、押収された模造品のシアリスからは他のED治療薬、バイアグラの有効成分シルデナフィルが検出されています。
シルデナフィルは、心血管系の既往症を持つ方が服用すると、心筋梗塞などの重篤な合併症が報告されている成分です。
そのため、医師の診察なしにインターネットで個人輸入をするのは非常に危険だと言えます。
シアリスのインターネット購入を希望する場合は、ED専門クリニックのオンライン診療を利用しましょう。
ユニティクリニックでは、テレビ電話不要・通話のみのオンライン診療を実施しています。診療料は0円(無料)、必要なのはお薬代と郵送代のみのため、インターネット通販と同じ感覚でご利用いただけます。
バイアグラとレビトラとシアリスの違いはまず有効成分の違いがあげられます。
オンライン診療にかかる時間は10分程度、服用中のお薬や既往症を確認する簡単な問診を行うのみです。オンライン診療の後、処方したお薬をゆうパケットもしくはゆうパックでお送りします。
シアリスのインターネット購入をご希望の方は、オンライン診療が可能なユニティクリニックをぜひご利用ください。
シアリスの値段(価格)は、新薬(先発医薬品)かジェネリック(後発医薬品)かで異なります。
新薬(先発医薬品)とは、最初に開発・承認され、販売されている医薬品のことです。
開発したメーカーには特許権が与えられており、開発から20~25年間の間は、その薬を独占的に製造・販売することができます。
シアリスの新薬は、日本新薬が発売している「シアリス錠」です。
1錠あたりの値段は、10mgで1,500~1,800円程度、20mgで1,700~2,100円程度が相場です。
ジェネリック(後発医薬品)とは、新薬の特許が切れてから製造販売される薬です。
新薬と同じ有効成分が配合されており、新薬と同等の効き目があることが国によって認められています。
シアリスは2007年に開発された薬ですが、2020年には特許期間が切れており、ジェネリックの販売が開始されています。
シアリスジェネリック1錠あたりの値段は、10mgで1,350~1,550円程度、20mgで1,400~1,600円程度が相場です。
ユニティクリニックでも、シアリスジェネリックを取り扱っています。
シアリスジェネリックの値段は、以下の通りです。
バイアグラが3~5時間、レビトラが5~8時間に対し、シアリスは
シアリスには、ホスホジエステラーゼ・タイプ5(PDE5)阻害剤として作用し、勃起の状態を維持したり、勃起しやすい状態にしてくれたりする効果があります。
あくまで勃起しやすい状態にしてくれるだけなので、シアリスを飲んだからといってたちまち勃起してしまうというわけではありません。
シアリスは、ED治療薬のなかでも効果のあらわれ方がマイルドです。
性的興奮がなければ勃起には至らないため、安心してください。
性欲を増進させるような効果はなく、性病を予防する効果もありません。
シアリスジェネリックの効果は、シアリスの効果と同等です。
シアリスは過度なアルコールと併用すると、次のようなリスクが考えられます。
ただし、いずれも一時的な症状であり、重篤になることはまずありません。
シアリスは効果の出方がマイルドなED治療薬なので、他のED治療薬に比べて、副作用の出方も控えめです。
血管を拡張させる作用があるお薬なので、アルコールを飲んだ後のほろ酔いに近い状態になると考えておきましょう。
とはいえ、副作用には個人差があるため、一概には言えません。
気になる症状があれば医師に相談してみましょう。
そのためシアリス服用当日だけでなく、服用前後にもご注意ください。
シアリスを飲むタイミングの目安は、性行為の1~2時間前です。
服用してから徐々に効果を発揮し始めて、ピークを迎えるのは約3時間後が目安となります。
シアリスは即効性に優れているとは言えませんが、作用時間は長いです。
そのため、1~2時間前に飲むのが難しい場合は、早めに飲んでおくことをおすすめします。
また、シアリスは食事の影響を受けにくいお薬ですが、あくまでも「受けにくい」だけであり、「まったく受けない」わけではありません。
飲むタイミングとしても、できれば食後ではなく食前が良いでしょう。
シアリスは副作用が少ないED治療薬ですが、合う合わないは個人差があります。
シアリスは、水またはぬるま湯で服用することをおすすめします。
どうしても水やぬるま湯が用意できない場合は、お茶やジュースで飲んでも構いません。
ただし、グレープフルーツジュースで飲むのはNGです。
グレープフルーツはシアリスなどのED治療薬との相性が悪く、副作用が強く出てしまう可能性があります。
また、アルコールと一緒に服用するのも避けましょう。
せっかくのシアリスの効果が鈍ってしまう可能性があります。
最後にシアリスについての重要なポイントをまとめてお伝えします。
シアリスには処方禁忌、併用禁忌があり、残念ながら飲んではいけない人もいます。
シアリス、シアリスジェネリックのご予約・ご相談は以下より承ります。
シアリスの処方禁忌は他にも存在するため、既往症や治療中の疾患がある場合は、必ず医師にご相談ください。
シアリスを、より効果的に服用するには、上記の3つを心がけましょう。
服用中のお薬があり、シアリスとの併用を希望する場合は、必ず医師にご相談ください。
病院やクリニックを受診する際は、お薬手帳を持参するとスムーズです。
シアリスの作用機序を解説!何時間前に飲むべきか、効果のピークはいつか
シアリスは、24時間以上の間隔が空いていれば毎日でも服用できます。
毎日飲むと効かなくなったり、依存症になったりするのでは?と不安に感じる方もいるかもしれませんが、シリアスに耐性や依存性はありません。
反対に、ED治療薬は飲み続けるほど血管が若返り、勃起を鎮める作用があるPDE5の働きを抑えて勃起しやすい状態をつくることができ、動脈硬化も予防できるというメリットがあります。
また、毎日飲んだからと言って副作用が強くあらわれることもないので、ご安心ください。
【医師監修】シアリス(タダラフィル)の飲み方!毎日飲むとどうなるか解説
シアリスなどのED治療薬を飲むと、感度が鈍っていきにくくなるという噂がインターネット上で飛び交っています。
これはあくまで噂であり、シアリスを飲んでも、感度が鈍ることはありません。
しかし、早漏の方がシアリスを飲むと、勃起状態を維持しやすくなることで射精までの時間が長くなることがあります。
そのため、いきにくいと感じる方もいるかもしれません。
ですが、これは感度が鈍って射精しにくくなっているわけではなく、以前に比べて射精をコントロールできるようになったということです。
シアリスの効果が正しくあらわれている結果なので、悩む必要はありません。
シアリスの作用機序を解説!何時間前に飲むべきか、効果のピークはいつか
シアリスは24~36時間も効果が持続するED治療薬です。
そのため、体力が続く限りは2回、3回、それ以上の回数に渡って性行為を行うことも可能です。
ただし、本人やパートナーによる個人差もあるため、断言することはできません。
【医師監修】シアリス(タダラフィル)の飲み方!毎日飲むとどうなるか解説
DクリニックのED治療に用いる薬剤にはそれぞれ特性があり、患者様にとって、適した薬を選定することが大切です。
また、ED治療薬には最適な服用方法やタイミングがあり、それは薬の種類によっても異なります。
そのため、患者様個々の状況に最適な治療薬を提案できるのも当院の強みです。まずは、一度ご相談にいらしてください。
シアリス錠20mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
シアリスは男性向けのED治療薬ですが、女性が飲んでも性的感度が高まるという噂があります。
確かに、シアリスに含まれる有効成分のタダラフィルには、全身の血流を促進する効果があるため、膣や陰核などの血流がよくなり、性的興奮を得られやすくなるということはあるかもしれません。
しかし、シアリスに精神的な興奮作用や性的感度を上げるといった医学的根拠はありません。
シアリスを服用して性的興奮や感度の向上などの作用があらわれるとしたら、それはプラセボ効果によるものだと考えられます。
シアリスは、あくまでも男性向けに開発されたED治療薬として承認を受けています。
女性が服用することは想定されていないので、服用は避けましょう。