このお薬の服用中に、次のような症状があらわれた場合は、医師にご相談ください。 尿路の感染症(尿道炎、膀脱炎)、性器の感染症(腟カンジダ症など)

[PDF] SGLT-2阻害薬は重症尿路感染症の リスクを高めるのか?


肥満を合併する、インスリン血糖値を下げるホルモンは潤沢に出ているが、それがうまく効いていない「インスリン抵抗性」が想定される患者さんでは優先順位第位、肥満のない、インスリンを自前で作る力がもともと体質的に弱い「インスリン分泌不全」が想定される患者さんでは優先順位は下位となっています。上述の通り、「インスリン分泌不全」タイプの患者さんでは合併症のリスクが高まるため、あまり優先して投与する薬ではないのですが、日回の内服で済む血糖降下作用の高い薬ですので、やせ型の「インスリン分泌不全」タイプの患者さんであっても、適切に他の薬と組み合わせて処方することがあります。


スーグラ®︎錠の1型糖尿病患者さんを対象とした国内臨床試験では膀胱炎4.5%(9例/201例)、陰部そう痒症3.0%(6例/201例)、細菌尿2.0%(4例/201例)などが認められています。

尿路感染症・性器感染症を発見するために、適宜問診や検査を行ってください。問診では質問紙の使用も有用です。

・一方で、SGLT-2阻害薬は尿糖を増加させ、尿糖は細菌増殖の基質

スーグラ®︎錠の1型糖尿病患者さんを対象とした国内臨床試験では膀胱炎4.5%(9例/201例)、陰部そう痒症3.0%(6例/201例)、細菌尿2.0%(4例/201例)などが認められています。

腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症などの重篤な感染症に至ることがあるため、尿路感染症・性器感染症を発症した場合には、適切に対応し、必要に応じて休薬や、泌尿器科や婦人科との連携も考慮してください。

2型糖尿病の方を対象とした臨床試験では、フォシーガの服用でHbA1cが平均で0.41~0.45低下したという結果が得られています。また、別の臨床試験では、長期間にわたって安定した血糖コントロールが得られたことが報告されています。
また、インスリンによる治療で血糖コントロールが十分にできていない1型糖尿病の方を対象とした試験では、インスリンとフォシーガの併用でHbA1cが平均で0.36~0.40低下したという結果が得られています。

おもな副作用として、性器感染や尿路感染(膀胱炎など)が報告されています。その他、便秘や口渇、頻尿や尿量の増加なども報告されています。
また、重大な副作用として、低血糖、腎盂腎炎、敗血症、脱水などが報告されています。重大な副作用が発生することは稀ですが、下記のような症状があらわれた場合は適切な処置を行ったり受診して治療を受けたりしてください。


尿路感染及び性器感染を起こし,腎盂腎炎,外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ

尿路感染症は男女ともに頻尿、排尿痛、尿の色の濁り、疼痛、発熱などが起こります。

8.5 尿路感染及び性器感染を起こし、腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症等の重篤な感染症に至ることがある。

尿路感染症・性器感染症を発見するために、適宜問診や検査を行ってください。問診では質問紙の使用も有用です。

多尿、頻尿、脱水症状、糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖 ..

尿路感染症は男女ともに頻尿、排尿痛、尿の色の濁り、疼痛、発熱などが起こります。

・ SGLT2 阻害薬は糖尿病 “非” 合併 CKD 患者においても尿路・性器感染症の発症・増悪が懸念されるため,投与後は

腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症などの重篤な感染症に至ることがあるため、尿路感染症・性器感染症を発症した場合には、適切に対応し、必要に応じて休薬や、泌尿器科や婦人科との連携も考慮してください。

SGLT2阻害薬による特に注意すべき副作用:尿路感染症・性器感染症

フォシーガは、2型糖尿病だけでなく1型糖尿病にも適応があり、慢性心不全や慢性腎臓病の治療にも使用される薬剤です。血糖降下作用がインスリンに依存しないため、単独で用いる場合は低血糖の発生リスクが低いとされています。糖尿病の有無に関係なく左室駆出率の低下した慢性心不全に適しており、標準的な治療に追加することで予後の改善が期待できます。また、食事の影響を受けないため、食前でも食後でも服用できるという利点もあります。

糖尿病、CKD、尿道狭窄や神経因性膀胱などの基礎疾患、尿路感染症の既往歴、女性は尿路感染症のリスク.

尿路感染症・性器感染症の症状を説明し、症状が認められた場合には、恥ずかしがらずに速やかに主治医に相談するようにご指導ください。看護師や他のスタッフのサポートもあると良いかもしれません。

SGLT2 阻害薬は、2 型糖尿病の合併の有無にかかわらず心不全患者においても尿路・性

まず、糖を含んだ尿が排泄されますので、糖を餌に雑菌がわくことがあり、陰部・性器に感染症を起こしうることが知られています。特に女性は尿道が短いためもともと膀胱炎を起こしやすい、という方がいらっしゃいますが、この薬を飲んでいるときには特に注意が必要です。排尿後や入浴時におしもの周りを清潔にするよう心がけましょう、と説明しています。

ジダ症等の性器感染を起こすことがある。十分な観察を行うなど尿路感染及び性器感染の ..

フォシーガ(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)は、ナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)2を選択的に阻害する薬剤です。
SGLT2とは、腎臓の近位尿細管におけるグルコース(糖)の再吸収で重要な役割を担う輸送体です。フォシーガは、SGLT2を競合的かつ可逆的に阻害してグルコースの再吸収を抑制し、尿中グルコース排泄を促すことにより、血糖コントロールを改善します。
また、体液量の補正や血圧低下、血行動態の改善などさまざまな作用により、慢性心不全や慢性腎臓病を改善する効果も期待できます。
なお、「フォシーガ(forxiga)」という名称は、患者さまのため・患者さまの家族のため・医師のためを表す「for」と、inhibit glucose absorption(糖の吸収を阻害する)の頭文字の「iga」を掛け合わせる(x)ことで、既存の血糖降下薬にはない新たな作用であることを表現しているそうです。

尿路感染及び性器感染を起こし、腎盂腎炎、外陰部及び会陰部の壊死性筋

尿路感染症・性器感染症の症状を説明し、症状が認められた場合には、恥ずかしがらずに速やかに主治医に相談するようにご指導ください。看護師や他のスタッフのサポートもあると良いかもしれません。

膜炎(フルニエ壊疽)、敗血症等の重篤な感染症に至ることがある。 ..

一般的に糖尿病患者ではと言われています。このお薬と発癌との因果関係は確立されていませんが、膀脱癌の治療中または既往のある方、フォシーガ錠の服用中に血尿を認めた方は、診察時、医師に必ず報告してください。

使用中の薬に対する不安、不明な点がある場合であっても自己判断で中止せず、まずはご相談ください。 ..

添付文書上、フォシーガとの併用が禁忌となっている薬剤はありません。しかし、糖尿病治療薬や血糖降下作用に影響を与える薬、利尿薬などとの併用には注意が必要です。他の医療機関で下記のような薬剤を処方されている場合は、診察時にご相談ください。

現在,日本で上市されている糖尿病治療薬のなかで,感染症の有害事象との関連性が散見される代表的な薬

なお、対象となった患者は、男性が57.6%、いずれも中央値で年齢は64歳、BMIの25.3(中央値)、HbA1cは7.9%(中央値)だった。6.9%(53人)が1型糖尿病と診断されており、22.8%(175人)がインスリンを使用していた。

4)経口血糖降下薬:原則、減量・中止を考慮する。メトホルミンは乳酸 ..

阻害薬は糖尿病治療のために作られた薬なのですが、近年の研究で心臓・腎臓を傷めてしまった患者さんに大きな利益をもたらされることが実証されており、最近では糖尿病がなくても心不全・慢性腎臓病を患っている患者さんに阻害薬を投与しましょう、という動きが加速しています。

脱水、性器感染症、尿路感染症、ケトアシドーシスなどに注意しながら使

SGLT2阻害薬を中止した患者数は、投与の3ヵ月以内に、疲労や尿路感染症を理由に増加する傾向がみられた。また、血糖管理の改善によりSGLT2阻害薬を中止した群を除くと、中止群の患者は継続群の患者に比べ高齢だった(64歳[53~71歳] 対 68歳[55~75歳]、p=0.003)。