ミノキシジルを使っているのに、M字部分の薄毛が改善されずに悩んでいませんか?


生え際の薄毛、通称「M字ハゲ」は、人の目につきやすく、老け顔の印象を強くしてしまう悩みです。


AGAの進行程度を分類した「ハミルトン・ノーウッド分類」を参考にすると、ヘアラインの後退が2㎝程度の場合はクラスⅡに該当します。M字ハゲが進行している状態だと判断できるでしょう。

この記事を読めば、ミノキシジルが効かないM字はげでも薄毛を改善できる治療法がわかります。

髪型を変えることで、M字はげを目立ちにくくすることができます。

M字ハゲとは、生え際が剃り込みのように後退してM字に見える状態のことをいいます。

M字はげは自分で確認しやすい薄毛のため、頭頂部の薄毛に比べると悩みが深刻になりやすいです。他人の視線も気になりやすいため、どうにかして薄毛を改善したいと思われる方も多いです。

M字ハゲかどうかを判断するには、ご自身の生え際が以下の基準に当てはまるかをチェックしてください。

剃り込みのように後退した部分が指2本分(2cm)以上ある場合はM字ハゲであると言っていいでしょう。


ここではミノキシジルの働きと、効果を感じられない原因について解説します。

M字はげは目立ちやすいという反面、頭頂部に比べると薄毛になっていく様子に気づきやすいため、治療を早く開始できるというメリットもあります。薄毛治療は開始が早いほど効果を発揮しやすいため、左右の生え際が後退していると感じたら、早めに薄毛治療を開始すると良いでしょう。

ミノキシジルの効果を感じられない理由には、以下のような要因が考えられます。

生まれつき額の形がM字の方もいますので、現状の額の形がM字であるかではなく以前と比べて生え際が後退したかどうかで判断してください。

「M字はげを治したい」 「まだ若いのにM字はげ…どうすればいい?」

なお、生え際の薄毛が進行すると、M字ハゲだけでなく「U字ハゲ」につながることもあります。

ミノキシジルの初期脱毛については、以下の記事も参考にしてください。

M字はげの見分け方は、おでこの一番上のシワから生え際までの間が指2本以上離れているかどうかが目安です。M字はげに明確な基準や見分け方がないため、あくまでも目安となりますが、ご自身の生え際を鏡で確認してみましょう。

M字ハゲは、生え際がアルファベットのMの形になるタイプの薄毛です。

「生まれつきの富士額=M字ハゲ」というのは、よくある勘違いです。先ほどもお伝えしたように、富士額は生まれつきの生え際の形ですが、M字ハゲは薄毛・抜け毛の症状が進むことでなる状態です。
富士額とM字ハゲを見分けるには、過去の自分の写真と比べるのが簡単な方法です。若いころから生え際が変わらないなら富士額、生え際が後退しているならM字ハゲの可能性が高いでしょう。

ミノキシジルが効きにくいと感じるのは、以下のような理由が考えられます。

AGAが生じる原因のひとつに、5α-リダクターゼがあげられます。
5α-リダクターゼが活発に働くと、抜け毛のリスクファクターであるTGF-βが多く産生され、その結果毛髪の成長サイクルが乱れてAGAが進行してしまいます。

ミノキシジル以外の治療法については、次の章で詳しく解説していきます。

また、10代の頃の写真と見比べてみることも良いでしょう。若い頃よりも生え際が後退しているようなら、M字はげが進行している可能性があります。

ミノキシジル以外にも、M字に効果が期待できる治療法があります。

M字ハゲは、若い方でもなる可能性があります。「自分はまだ20代だし大丈夫」と油断していると、いつの間にか症状が進行しているかもしれません。
M字ハゲの主な原因であるAGAの発症率は、20 代の日本人男性で 10%程度、30 代で 20%程度です。20代の方でも10人に1人はAGAを発症していると考えると、非常に身近な脱毛症だと言えます。

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AGAのリスクを高める5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があります。それぞれ分布が異なり、Ⅰ型は全身の皮脂腺に、Ⅱ型は前頭部や頭頂部の毛包部に多く分布することがわかっています。
遺伝的にⅠ型の働きが活発な人は皮脂の分泌量が多くなり、一方でⅡ型が活発に働く人は前頭部や頭頂部の薄毛のリスクが高くなる傾向にあり、その結果いわゆるM字ハゲという状態になるのです。

ただし、M字はげにミノキシジルが効きにくい場合や効かない場合もあります。

そこで今回は、M字はげでお悩みの方に、M字はげの原因や治療法について解説していきます。

なお、AGA治療はM字ハゲ以外にU字ハゲやO字ハゲにも有効です。

また、M字ハゲやO字ハゲなどの男性型脱毛症において特徴的な禿げ方には、以下の4つの物質が大きく関わっています。

フィナステリドやミノキシジルは、脱毛症の治療でよく用いられる医薬品です。

「M字ハゲになったからもう治らない」と諦めていませんか?M字ハゲは適切な治療を受けることで症状を改善できます。AGAが原因の場合、ミノキシジルやフィナステリドなどのAGA治療薬を服用するのが基本です。
ただ、症状が深刻化してからだと治療が難しくなるケースもあります。大切なのは、毛根が死滅する前に早期治療に取り組むことです。症状に気づいた時点でクリニックにご相談ください。手遅れになる前に治療を始めましょう。

髪が健康に育つことで抜けにくくなり、M字はげの予防になるでしょう。

生え際が後退していくM字ハゲの多くはAGA(男性型脱毛症)だといわれています。

M字はげの改善には自毛植毛がおすすめです。その主な理由は以下の3つです。

M字ハゲは治すことができるとお伝えしましたが、あくまで適切な治療を受けた場合です。自然のまま放置して改善するケースは基本的にないので、ご注意ください。
特に、M字ハゲの原因がAGAの場合は、放置すればするほど薄毛・抜け毛が進行します。本気で治したい方は、AGAクリニックを受診しましょう。

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AGAは、治療しなければ悪化していく進行性の脱毛症です。M字ハゲは治らないというイメージもありますが、