淋病の原因となる菌は非常に弱く、単独で存在することはできません。


肺炎
上気道炎、気管支炎では乾性咳嗽が主体で、肺炎では喀痰を伴うこともある。遷延性の激しい咳嗽を有する症例が比較的多い。38 ℃以上の高熱を呈する症例はあまり多くない。小児においては比較的軽症の症例が多いが、高齢者や基礎疾患を持つ例では重症例も見られる。一方で症状を欠く 無症候性感染もまれでなく、本来は自然治癒傾向が強い。他は咽頭痛、鼻汁、嗄(さ)声、呼吸困難などであるが、特異的な臨床所見に乏しい。


淋病とは淋菌という細菌による性感染症のことです。
性感染症の中で もっともポピュラーな疾患です。
菌を持つ人との性交やオーラルセックスによって、人から人へ直接感染します。

肺炎
ヒトを宿主とし、飛沫感染で伝播して主に急性呼吸器感染症を起こす。感染から症状発現までの潜伏期間は3 〜4 週間で、接触が密接な者の間で小規模に緩徐に広がる。肺炎発症の機序としては、上気道に初感染し下降して肺炎に至るものが主とされるが、上気道感染巣から 血行性にいたる経路もありうる。本菌による肺炎では非定型肺炎の病態を示し、クラミジアの即時細胞毒性や免疫反応の関与も考えられている。また最近、 は血管などに慢性感染も起こしうることが明らかとなり、動脈硬化性疾患に関わる疑いが指摘されている。

テトラサイクリン系、キノロン系抗菌薬およびマクロライド系抗菌薬のなかの

●淋菌性尿道炎
感染後、潜伏期間(2~7日)に排尿痛や、尿道から膿を含んだ分泌物などが発生します。
悪化すると炎症が精巣まで進み、発熱、悪寒、激しい痛みが生じる 「淋菌性精巣上体炎」が発生する場合があります。
淋菌性精巣上体炎は始め片側だけですが、治療しないと両側に発生し「無精子症」など男性の不妊を引き起こしかねません。

●淋菌性子宮頚管炎
おりものが発生することがありますが、一般的には症状がなかなか見られません。
悪化すると膣から子宮、卵管、骨盤内へと菌が進行して 「骨盤内腹膜炎」が発生する場合があります。
骨盤内腹膜炎になると、発熱、急激な腹痛などの症状が起こる方もいますが、ここでも自覚症状がない方がいます。
しかし「不妊症」や「子宮外妊娠」の原因となることもある恐い病気です。

淋菌性結膜炎
女性が淋病にかかっていることに気付かずに出産すると、子宮頚管の淋菌が新生児に産道感染するおそれがあります。
生後1~3日で大量の目やに、腫れが生じます。成人で発症するケースはごく稀ですが、同様の症状が起こります。
成人でも新生児でも、悪化すれば「失明」の可能性があります。妊婦検診を受けて、治療をすることで母子感染は防げます。

●淋菌性咽頭炎
オーラルセックスによって咽頭に感染します。
不快感があることもありますが、症状はほとんどみられません。


CQ107 淋菌感染症の診断と治療は? CQ108 梅毒の診断 ..

尿検査または尿道、頚部、肛門、咽頭の粘膜から検体を採取して検査を行います。
現在は検尿のみの検査で検査判定ができますので、以前のように検査で疼痛を伴うことはなくなりました。
淋病と診断されたら、抗生物質の内服薬や注射薬によって治療を行います。
この時素早い治療(対応)が求められ、患者さん本人のみならず二次感染の拡大を抑えることが重要です。
一般的に 治療期間は2~3週間を要し、また治療後、 「経過の確認」が必要になります。
最近では抗生物質が効かない耐性菌をもつ淋菌もあるので、治療後も再検査を行い、治療の状況を判定していきます。
また、淋病と診断されたら、パートナーにも検査を受けるように薦めましょう。
詳しくは診療時にご相談下さい。

クラリスロマイシン200mg 1回1錠 1日2回 7日間内服 ..

淋菌感染症は、淋菌Neisseria gonorrhoeae (gonococci)の感染による性感染症である。淋菌は弱い菌で、患者の粘膜から離れると数時間で感染性を失い、日光、乾燥や温度の変化、消毒剤で簡単に死滅する。したがって、性交や性交類似行為以外で感染することはまれである。

妊婦ではアジスロマイシンもしくはクラリスロマイシンのいずれかを選択(米国 Food and Drug

排尿するときや終わった後に痛む(排尿時痛)、排尿した後でもすぐにトイレに行きたくなる(残尿感、頻尿)といった症状があります。単純性膀胱炎の起炎菌は大腸菌が多く治療はセフェム内服、レボフロキサシン内服などを行います。

尿道炎の原因であるクラミジアや淋菌が精巣上体に至ることによって炎症を起こします。 ..

膀胱炎が再発を繰り返し、半年に数回もおこるようだと慢性化が疑われます。
原因疾患(膀胱癌、結石、子宮癌や直腸癌の膀胱浸潤など)を検査する必要があります。
治療としては抗生剤の内服が必要ですが、抗生剤が効きにくい(耐性菌)が発生している可能性あり専門医で診察を受けましょう。

尿路性器感染症 (Genitourinary tract infections)

日本では長らく減少傾向でしたが、国立感染症研究所によると2012年以降、少しずつ報告件数が増えてきています。
HIVウイルスと併発するケースがありますので注意が必要です。
治療せずに放置していると、症状が全身に広がり、心臓や脳に重大な合併症を起こすことがあります。
妊婦が感染すると胎児も感染し、死産や早産、奇形の可能性もあります。

淋菌感染症は淋菌(Neisseria gonorrhoeae)に ..

下腹部痛、頻尿、残尿感、排尿時痛などの症状あり
急性膀胱炎と違い尿に細菌を認めない膀胱のアレルギー性病変と言われています。
治療は水圧拡張、抗アレルギー薬の投与、膀胱内注入療法(キシロカイン、DMSO)などを行います。

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38度以上の発熱、背部痛などの症状あり単純性腎盂腎炎の起炎菌は大腸菌が多い治療はニューキノロン系の内服、ペニシリン系やセフェム系の注射などを行います。

男性でのクラミジア尿道炎だけに限ると、淋菌以外の尿道炎の約半数を占め、さらに淋菌 ..

陰茎や肛門、膣、口唇など感染した部位のしこり(硬性下疳)・潰瘍や、股のつけ根のリンパ節が腫れることがあります。
時間が経過するにつれ、治療をしなくても症状がおさまりますが、病原体がなくなったわけではありません。
そのため、自覚無く他の人にうつしてしまう可能性があります。

マイシンとして1日量20~40mg(力価)/kgを1~2 ..

結石が尿管にカントンし腎臓に水がたまり炎症を併発する感染症です。糖尿病をお持ちの方やご高齢者などに多く38度以上の発熱、背部痛などの症状あり、すぐにショック状態に陥ることもある。場合によっては腎臓に貯まった水を尿管にカテーテルを挿入し貯まった水を排出し抗生剤による加療が必要です。

クラリスロマイシン(クラビット、 クラシリッド), ○服用方法 1日400mg(200mg×2 ..

尿道炎が淋菌を除いたクラミジアなどで起きる場合は、性交渉が必ずしも要因ということではありません。

性感染症(性病)の検査・治療|横浜市神奈川区横浜駅から徒歩3分

頻尿、排尿時痛、残尿感などの症状あり38度以上の発熱を伴います。起炎菌は大腸菌が多い原因としては前立腺肥大症などに伴う排尿困難により感染を併発することが多い治療はニューキノロン系の内服、ペニシリン系やセフェム系の注射などを行います。

淋菌の感度 90~100%、特異度 97%以上、クラミジア ..

下腹部および陰嚢と肛門の間の不快感、鈍痛および排尿時の違和感などの症状あり排尿時痛、頻尿、残尿感などの排尿症状もある。
肛門から指を入れて前立腺マッサージ後、前立腺液を採取し細菌性、非細菌性、前立腺痛(プロスタディニア)3タイプに分類される。慢性細菌性前立腺炎、非細菌性前立腺炎では、まず2週間~1ヶ月程度抗生物質を内服します。前立腺痛のなかにはいろいろ基礎的な病態が含まれている可能性があります。骨盤腔内のうっ血が原因と考えられる症例の場合には消炎鎮痛剤、植物製剤、漢方薬の内服治療が有効です。精神的要因の関与の強い症例では、場合によっては心療内科の受診をお勧めすることもあります。