心因性EDにつながる心理的な問題には以下のようなものがあります。[1]
陰茎海綿体注射が無効か適応外の場合には、陰茎プロステーシス移植手術があります。
陰茎プロステーシス手術は、EDの最後の治療法となるため、陰圧式勃起補助具や陰茎海綿体注射を試したいと言っても、後戻りはできません。良く考えてから行う必要があります。
陰茎プロステーシスには、2つの種類があり、棒状のノンインフレータブルであれば、日帰り局所麻酔下で1時間程の手術のため、比較的簡単にお受けいただけます。手術が成功すれば、ほぼ100%で性交可能ですが、感染した場合は摘出する必要があります。
欧米では、陰茎海綿体自己注射が、かなり普及しています。
陰茎海綿体にプロスタグランジンE1を注射し、勃起させる方法で、海外の報告では有効率82%(Otto ILら)です。
ED薬が無効の場合や、前立腺癌術後ED、糖尿病性EDにも使え、既に諦めていただ患者様でも通常の性交渉を行っていただけます。
本邦では、国の認可を得ていませんので、自己責任で行う治療となります。
血中テストステロンの低下している患者さんが適応で、低下していなければ効果がありません。性欲障害、体調全般には、単独で有効の場合が多いですが、勃起障害に単独ではあまり期待できません。勃起障害に対してはPDE5阻害薬だけで効果が不十分で、血中テストステロンが低下している患者に両者を併用することで効果が期待できます。
補充方法は、エナルモンデポー125mgを2週間に1回筋肉注射、または、250mgを3-4週間に1回筋肉注射します。
使用にあたって前立腺癌、多血症、肝機能障害などの定期的検査が必要です。また、経口薬はホルモン作用が少なく肝機能障害を起こしやすいのでほとんど使用されていません。外国ではパッチ剤などが多く使用されています。
心因性EDってバイアグラ飲んで出来たとしても、薬使わなくなった時に、薬飲んでないから出来ないかもってなりません?治るものですか?
東邦大学病院では、3種類のバキュームディバイス(エレックエイドシステム、VCD式カンキ、ベトコ)の臨床試験を行い、リテントを加えた4種類の成績をまとめると270例(機能性ED111例、器質性ED157例、混合性ED2例)で有用性は85.6%(機能性ED82.9%、器質性ED87.3%、混合性ED100%)と高く、安全性は95.2%で勃起不全治療薬より高い有効性を示しています。 しかし、中等度軽度の疼痛の訴えが12.1%あり、勃起させるのに10分ほどの操作が必要で使用時間も30分と制限があるため脱落率も高くなっています。バキュームディバイスは、3種類が厚生労働省の認可を得ましたが、患者さんに人気がありません。購入可能なものは、VCD式カンキのみとなっています。
血管性EDは静脈性と動脈性があります。
静脈性EDは陰茎海綿体からの血液の流出が多く、血液を陰茎にとどめるのが困難な状態です。確定診断は、海綿体内圧測定を行い、手術適応は、若い年代で流入動脈が正常な患者さんです。手術は深陰茎背静脈切除・陰茎脚結紮術を行い、血液の流出を少なくします。有効率は1年以上の経過で50%以下です。
動脈性EDは内陰部動脈、陰茎背動脈、海綿体動脈などの障害で起こり、最近では自転車のサドルが一因の報告があります。手術適応は、静脈性の合併がなく、若い年代で動脈硬化がない患者さんに、下腹壁動脈を用いたバイパス手術が行われます。有効率は60~80%です。
勃起不全治療薬以外の内服薬には、ビタミン剤、漢方薬、血管拡張剤、高プロラクチン治療薬、抗うつ薬などがあります。ED治療薬ではないので著効は期待できません。広告などで精力剤などとして販売されているもので有効性がきちんと確認されたものはありません。
性欲障害、射精障害、オーガズム障害にPDE5阻害薬は適応外です。EDを合併している場合は、使用して間接的に効果が見られる場合もありますが、多くは期待できません。
例えば早漏の患者さんを、問診票IIEF5の結果だけで診断すると、重症の勃起障害であると診断を誤ることがあります。勃起に問題のない早漏患者さんにPDE5阻害薬の効果は期待できません。
注意深い問診で、患者さんの訴えが勃起障害、性欲障害、射精障害、オーガズム障害またはパートナーの問題のいずれかなのかをはっきりする必要があります。
精神的ストレスの原因は人それぞれ違い、30歳代前後の若い男性でも「心因性ED」になる可能性があります。 ..
とくに深層心因によるEDは、自分でも気づかないトラウマなどが原因の可能性があります。この場合は専門家による心理療法がとくに有効です。
心因性EDの治療として精神安定剤を併用するとED薬の効果をより得られたと感じることがあります。
ED治療薬とアルコールの相互作用はありませんが、たくさん飲酒した場合は効果が低下することがあります。これはEDでない人でもたくさん飲酒したときに性交に失敗する場合と同じことで、飲酒で大脳の性中枢の興奮が抑制されるためと考えられます。性的興奮が抑制されればED治療薬を飲んでいても飲んでいなくても、勃起するのは困難になります。(表3-1)
ED薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)が効かない…原因と対策
性生活に関するQ&Aのアーカイブです。ED専門医との相談内容を公開。真面目に生々しい真実を発見できます。男性、女性問わずお読み頂けます。セックスの悩み、性病、加齢、夫婦、パートナーなど。
ED(勃起不全)を改善する方法とは 〜原因と5つの治し方について
性生活に関するQ&Aのアーカイブです。ED専門医との相談内容を公開。真面目に生々しい真実を発見できます。男性、女性問わずお読み頂けます。セックスの悩み、性病、加齢、夫婦、パートナーなど。
EDは、その原因によって以下の4つに分類されます。 名称, 原因
ED治療薬に関しましては、診察室内にて医師より直接お渡しし、会計も診察室内で済ませていただいております。
当院を普通に受診していただき、受付には「ED」と言って頂ければ良いのですが、女性スタッフの前で恥ずかしいのであれば、「自律神経の事で先生に直接話しがしたい」といって受付して頂ければと思います。
お薬は診察室内でお渡しします。また、お会計も診察室の中で済ませますので、待合い受付で不愉快な思いをすることは少ないと思います。
ホームページから注文票をダウンロードできます。
2回目以降の方で、お薬の処方のみご希望の方は、受付で注文票をお渡しいただけますとスムーズに処方することができます。
【EDの悩み】相談するなら病院の何科?治療方法と費用を徹底解説!
身体的要因が大きいタイプのEDではED治療薬をずっと飲み続けなければならないのが通例ですが、心因性EDでは心理的要因が解消すれば薬が不要になることがあります。ED治療薬自体が心理的要因を軽減する効果を持つこともあります。
神経や血管に異常があり、勃起の指令がうまく届かなかったり血流に問題があるとEDを引き起こしてしまいます。 ②心因性ED
陰茎が曲がって性交障害になることがあります。若い年代に多いのが先天性陰茎彎曲症で、中高年に発症するのが陰茎硬化症(別名ペロニー病)です。
彎曲が強く性交時に膣内挿入困難や抜けやすかったり、性交痛などがあれば手術適応です。手術は、先天性陰茎彎曲症や軽症の陰茎硬化症では比較的簡単で陰茎包皮を剥離し陰茎海綿体白膜を癒着しやすいように薄く削り非吸収糸で縫い縮める方法(プリケーション法)が有効で、重度の陰茎硬化症では静脈移植が有用であり、手術により良好な結果が得られます。
でED(勃起不全)治療なら、泉大沢ファミリークリニックへ。バイアグラ ..
心因性EDは不安やうつ、セックスでの失敗体験、パートナーとの関係、妊活のプレッシャーなどの心理的要因によって起こるEDです。EDの症状自体がさらなる心理的要因となり、悪循環を発生させてしまうケースが少なくありません。
ED外来 · 心因性(ストレス、パートナーとの関係) · 器質性(血管や神経の障害、老化など) · 混合性(上の2つが混合している).
・他院で向精神薬での治療中の方への処方はできません。なお治療が終了後、一定期間が経過している場合には処方できることがあります。
・性質上、依存性や耐性がある薬ですので、処方数が制限されることがあります。
・眠気がおこることがありますので服用後半日以上は車など大きな機械の操作は控えて下さい。
・アルコールとの併用は作用を強めることがあるので避けて下さい。
・医師からの指導内容を厳守して下さい。
心因性EDに対して1番効果があるからです。20代のEDの大半は心因性ED ..
いずれの薬も心臓の薬である硝酸剤を服用している方には処方できません。
また、基本的に血管拡張薬ですので、頭痛がしたり、顔面紅潮感などの副作用が起こることがあります。
当院では、患者さんのライフスタイルに合わせ、最も有用と思われる薬を処方します。また、一回目の処方のときは、何種類か少しずつ持って行っていただき、自分の感覚でお決めいただく事も良い方法と思います。
札幌でED治療薬処方(バイアグラ・シリアス・レビトラジェネリック
ストレスや生活の乱れを改善することでEDの心理的要因が軽減することがあります。自らの行動を変えることでパートナーとの関係が改善し、性生活が向上して、ED改善につながることもあります。
服用タイミングや効果の違いバイアグラは即効性があり、シアリスは効果が長時間持続するのが特徴です。 カウンセリング・心理療法
心因性EDはストレスやトラウマなど、心理的な要因によって起こるEDです。基本的には薬での治療が効果的とされており、必要に応じてカウンセリングなども行われます。
また、20代、30代の方でもストレスなどが原因となる心因性EDになる方が増加しています。 ..
勃起不全の原因がどの程度心因性のものなのか医師と相談が必要です。